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福井市立至民中学校見学 ~その1~

2009年11月12日 16:10

 風邪でダウンする人が急に増えてきました。
そういう私も風邪気味を数週間引きずっております。
 さて日に日に寒くなっていくなか、神戸よりさらに寒い福井に行ってきました。
福井市立至民中学校で2日間にわたって行われた見学会とワークショップに参加する為です。
私などは日頃、中学校に入る機会などなく世間の「不審者」に対する警戒心等も強くなっているため、

年々「学校」というもの自体が遠い存在になっていました。
私にとってこの見学会とワークショップは、久々に「学校」というものを身近に感じるよい機会でした。

至民中学校は日本国内でも稀な教育方針を行っている市立中学校なのですが、
この見学会とワークショップを通して感じたことなどをご紹介しようと思います。
 まずはこの学校の教育方針についてご紹介します。(建築に関係ないのですが・・・)
至民中学校は2年程前に新校舎に移転しました。
国内でも稀な<異学年型教科センター方式>という教育方針を行っている学校です。
<異学年型教科センター方式>ってなんだ?と思われる方が多いと思いますが、
これは全教科特別教室を持つ教科センター方式で、異学年の教室が隣接し、
そのひとまとまり(クラスター)で一年間の学校生活を共にするというものです。
クラスターには色が決められており、
今年はイエロークラスター(数学エリア)、グリーンクラスター(理科エリア)、
ブルークラスター(数学エリア)、パープルクラスター(英語エリア)の4クラスター
から成り立っていました。

1階平面図<1階クラスターエリア図>  2階平面図<2階クラスターエリア図>
各クラスターごとに3年生からクラスター長が選ばれ、
1~3年生の生徒がクラスター内や学校生活での諸問題を
協同的に解決していくことを目的としているものです。
私などは従来の学校生活をおくってきた者なのでこの教育方針がいまいちピンとこず、
上手くいっているのかいう疑問すらありました。
しかし、私はどちらかというと教育方針というよりもそれを日々行う建物の方に興味があったので、
上記の教育方針をおおざっぱに「特殊な教育」と認識し

あまり頭に入れずに見学会に参加してしまいました。

「特殊な教育を行える建物はどんなものなんだろう?」

そんな単純な考えしかなかったんです。
 今思えば、上記の教育方針をおおまかにでも知っておくのと知らないのとでは
建物を見学するとき感じるものも思うことも違っていたのではと思います。

それくらいこの建物には「教育方針」や「教育の方向性」というものがでていたように見えました。

おもしろい学校です。

今回は建築(住宅)とは全く関係ないことをツラツラと書いてしまいました。

 

少し長くなってしまいそうなので

次回にこの至民中学校の建物についてご紹介したいと思います。
私が2日間で何度も迷子になった建物です・・・。

 

 

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1973年 兵庫生まれ。
環境デザインを学んだ後、輸入住宅会社、設計事務所勤務を経て、
2006年独立。

設計に対する姿勢
「コミュニケーション」を大切にしながら、より良いものを造っていきたい。それが私の「設計コンセプト」です。建物は人と生活を共にするものです。焦らずにじっくりと良いものを造っていきたいですね。

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