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住まいの広場TOP >> 人気女性建築家ブログ >>小山 美智恵

建築士の役割

2011年07月26日 13:28

やみくもにお仕事して来ましたが・・・ふと気がつくと建築士としてきちんと仕事をして社会に貢献しているのか、と考えるようになりました。

建築士というのは、一般の方にそんなに身近な存在ではないのか、まず住まいのことを相談するのが、建築士という世の中ではないように思います。

でも、本来はお客様の目線でプランを提案し、お客様の立場で工事担当者と交渉するのが本業です。

社会的地位を落とす事件等もありますが、自分の本業を全うし、建築士として、母として、主婦として住まいの提案をし続けて行きたいと改めて思う今日この頃で、地域や子どもたちに目を向けた活動を企画しています。

それらについてはまたご紹介しますね!

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子どもたちに支援を!緊急集会

2011年04月27日 16:00

ご無沙汰してしまいましたが、皆さまお元気ですか?

その間に東日本大震災に見舞われ、それについてコメントしようとパソコンに向かい、途中でやめるということを繰り返してきました。

現状を見てもいない私が発言することにとてもためらいがあります。

でも、だからと言って現実を見ないふりしているわけにはいかないと悩んでいる折り、こども環境学会の「子どもたちに支援を!緊急集会」が開催され、参加してきたというわけです。

そこで、私は初めて、被災者の生の声を聞きました。

このたびの震災は津波や原発、地理的条件など様々な要素を含んで複雑になっています。

でも、理屈ではなく、沢山の影響を受けた方々のケアと今後の復興についてはみんなで協力しなくては乗り越えられません。

自分にできることは何かを考えてきましたが、子どもに関わる活動をしてしている団体に所属していることから、今回の集会を知り、参加してきたわけです。

テレビの報道とは違って、一つ一つの言葉が重く私の心に響きました。

午後の分科会では、子どもにやさしいまちづくり(都市と建築)というテーマのところで話し合い、意見交換をすることができました。

とにかく無関心はいけないと思います。

見ること、聞くことから始めたいと思いました。

私自身一歩ずつ進み、また発信したいと思います。

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繋がり

2011年01月28日 09:40

先日、《使ってはいけない木がある》という講義を聞いてきました。

 

高校生の頃から、環境問題と呼ばれるものに関心があった私は、破壊行為ともいえる建設の面から融合していきたいと思い、建築の道を選びました。

バラバラに見える現象はカチッとはまるということを何となく思っていたのですが、私の中で最近それが少しずつはまりかけている気がします。

 

大学で環境の研究室に進みましたが、社会に出て仕事でそれらしいことに関わってはいませんでした。

普通にゼネコンに入社し、現場の図面を描く部署や設計部に所属し、そのあと小さな不動産+建設業の会社で住宅の設計をしたり、経理をしたりしていました。

現在はひとりで設計事務所をしていますが、不動産のことや経理の経験が独立する自信に繋がったのだと思います。

さて、冒頭のお話に戻りますが・・・

「地元の木を使った方がいい」

「日本は林業に適している気候だから林業を盛んにしよう」

「日本の建物は日本の木で作るのが風土に合っている」・・・

そう簡単に言っても、では使いましょう!となるとそう簡単ではありません。

設計段階で樹種や産地を指定しても、実際に施工する工務店と取引する材木屋さんが、同じような関心がなければ、思い通りの木材は手に入りません。

また、お客さんにこういう木を使いましょうと提案しても金額が合わないということも多々ありますし、そのような話に特に興味を示さない場合も多くあります。

 

今回、国産材を使いましょうではなく、使ってはいけない木があるというタイトルはかなりインパクトのあるものだと思います。

私たちの知らないところで、日本人は違法伐採に加担し、森林を開発しています。

森林を開発するということは、そこに住む動物の居場所を奪い、そこの森の恩恵を受ける先住民の居場所を奪うのです。

先住民の方が

「私が街の銀行を全て壊したらどうなりますか?私たちの森林を開発するということはそういうことなのです。日本人は企業に協力して先住民から資源を奪う人です。なぜなら消費者だからです。それを恥ずべきことだと思います。」

とおっしゃっていました。

住宅には構造材だけでなく、フロアー、階段、手摺、カウンターなどあらゆるところに木材が使われています。

その一つ一つの樹種や産地がわかるでしょうか?

実際、私たちが手にするときも明確にはわかりません。

まず、樹種や産地を確かめることが大切だということです。

樹種や産地から絶滅危惧種や違法伐採の可能性が伺えるからです。

森林認証というJISマークのような制度があります。

まず、このような事実とこのような制度があることを多くの人に知っていただきたいと思います。

森林認証を受けた木材を使おうとしたとき、先ほどと同じようになかなか使えない現状をどうしていくべきか、という問題は残ります。

木材の流通の仕組みを整えていく必要があるのです。

そのことを講義のあと質問したところ、そこに同じように来ていた方に森と繋ぐ方がいらっしゃり、お話することができました。

数日後、丁寧なお葉書を頂戴し、お電話をしたところ、今度お伺いするお約束をしました。

楽しみです。

何か繋がってきた気がします。

一歩ずつ進み、たまに戻るような歩みですが、今回のようなときはパタパタと音が聞こえて何歩も進み、そして繋がった気がするのです。

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建設業経理士

2010年11月12日 19:18

皆さま、こんにちは。
建設業経理士ってご存知ですか?
実は、以前に経理の勉強をしておこうと思い、畑違いの私は、資格のお勉強をすることにして、原価計算という科目を受験し、合格していました。
3科目合格すると資格を取れるのですが、お仕事も忙しくなり、多少経理もわかってきたので、そのままにしていたら、数年前に5年間で科目合格が失効することになりまして・・・
もったいないので、もう1科目受けたら合格したんですね。
でも、またまた、忙しくなり、最後の1科目は受験の申込をして、試験会場に行かないということを繰り返してました。
そうこうしているうちにあと1回で、最初の1科目が失効することになり、その前に受けに行ったら、なんとか合格したというわけです。
ホント合格するなんて思っていなかったので、これで試験勉強しなくてよくなってよかった!というのが一番です。
なかなか覚えられなくなってイライラするんですよね。
若いうちにもっと勉強しておけばよかったです・・・

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制作キッチン

2010年10月04日 08:28

新築工事もあと半月ほどで完成予定です。

先日は家具屋さんにお願いしていたキッチンが出来上がりました。

IMG_4731

人造大理石の天板に扉の表面はメラニン、大きなシンクとIH、節水効果のあるとされている水栓金物を使用しました。

IMG_4728 

IMG_4729

いつも無理をお願いしている家具屋のIさん、今回も金額の制限が厳しい中、こんなに素敵に作ってくださってありがとうございます。

あともう少し全力投球でがんばらねば。

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内窓設置

2010年09月07日 09:04

家電エコポイントに並び住宅エコポイント制度ができましたが、割とお手軽な工事と言えば内窓設置工事だと思います。

それでも、どこでもどんな窓でも設置できるわけではなく・・・

サッシメーカーそれぞれ内窓の製品はありますが、和室の場合、障子をはずして内窓にするため、組子を入れたいし、でも断熱+騒音対策とすればペアガラスがいいとなると、メーカーも限られてきてしまいます。

また、思ったより金額も高くなってしまうものです。

今回も当初はペアガラスで組子入りをと思いましたが、高価なものになってしまったため、和紙調フィルム貼りのガラスを使ったものにしました。

まず、障子を外した後の溝を埋めます。

IMG_4682

写真が暗いのですが、内窓設置完了です。

 

IMG_4687

和紙調のフィルムを通した光はとてもきれいです。

子どもたちも旅館のようと喜んでくれているようでした。

騒音を気にされての内窓設置のため、全く音が聞こえなくなることはない旨、事前に説明しましたが、それでもこんなはずじゃなかったといわれることもあります。

感じ方は人それぞれですから、今回のように素直に喜んで下さるととてもうれしいです。

さて、これから、エコポイントの申請用紙を郵送しに行ってきます!!

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新築工事その後

2010年09月06日 08:47

もう9月というのに暑い毎日が続きますね・・・

基礎工事の報告からずいぶんたってしまいまして、外観はすっかり出来上がったように見えますが、内部は細かい作業がまだまだ残っていて、今は手刻みの作業をしています。

IMG_4678

キッチンも家具屋さんが今頃制作していることでしょう。

ピリピリと緊張感も走りますが、楽しみでもあります。

この夏の私は、暑さと神経を使っているせいか激やせです・・・

皆さまご自愛くださいませ。

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コミュニケーション

2010年08月21日 18:06

ご無沙汰しております。

新築工事もずいぶん進んできましたが、職人さんたちは暑さとの戦いです。

私も現場に行くだけで、汗だくになり、帰ったらぐったりしてしまいます。

熱中症に注意しなくてはいけませんね。

さて・・・「コミュニケーション」ですが・・・どんなお仕事でもスポーツでも一人でなかなかできるものではなく、みんなの協力で成り立っていますよね。

「建築」は特にコミュニケーションが大切なお仕事だと思います。

沢山の職人さんたちが必要で、そういう職人さんたちが一業種でもいないと困るし、受注請負産業、つまり、個別に依頼されるものですから、工場で同じものを大量生産するわけではないので、一つ一つの事柄をお客様と決めていくというお客様とのコミュニケーションも必要になります。

人ってちょっといやな感じな人だなと思えば、あれもいやこれもいや・・・といやなことばかり見えてきたりしますよね・・・

そうするとやっぱり物事はうまく進みません。

この人とはウマが合わないなと思われたら、きっと私に設計を頼もうとは思いませんよね。

ですから、私はコミュニケーションを大切にしています。

言った言わないとかこんなはずじゃなかったということがないように。

出来上がって喜んで頂けるように。

個人情報という言葉が巷にあふれ、色々なことが難しくもなってきましたが、やはり私は、お客様がどんなライフスタイルなのか、何に優先順位を置いているのか、そいう情報がないとお客様に合うプレゼンテーションができないと思うのです。

でも、コミュニケーションは建築のお仕事に関係なく社会の一員として、誰だって必要なことだと思います。

古い時代の頑固親父もコミュニケーションをとっていなかったわけではないと思います。

近所のおばさんが洗濯物干していたとか隣の子が遊んでいたとか誰かが見守っていたのに、長寿かと思っていた方々が実はずっと前に亡くなっていたという話がニュースで流れるたびに悲しくなります。

みんな楽しく快適に過ごしたいものですよね・・・

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全建女(全国女性建築士連絡協議会)に参加してきました!

2010年07月17日 07:42

昨日は建築会館ホールで行われた全建女(全国女性建築士連絡協議会)に出席してきました。

今日までの2日間のプログラムですが、今日はこれからお茶のお稽古のため、1日目だけ参加しました。

大学時代の恩師が最初にあいさつされ、帰り際、直接お話できてよかったです。

基本的に「女性」を表に出すようなことは数年前まで避けてきた私。

でも、この組織と男女雇用機会均等法などの社会的な流れのおかげで今の私たちの人権なり、社会的地位というものが確立されてきていることを改めて知ることができて、とても有意義なお話を聞くことができました。

そして、私が懸念してきた男女平等という言葉の誤解をこの団体では私と同じように認識していることに感激しました。

つまりは、私が大それたことを言える立場にないのですが、女を全面に出して権利ばかり主張するようなことはしたくない、というのが私の中に長年あったわけなんです。

基本的に男性と女性は違います。

でも、地球上には男性と女性がいて・・・

平等というのは、ともすれば、お互いのいいところをつぶしあう可能性もあります。

なんでもそうですが、相手の良いところをお互いに出し合うことで、成長なり、進歩、発展につながるのですから、男女にしても、得意なところを得意な方がして、トータルでフィフティフィフティであればいいというのです。

そうそう!と思いながら聞いていました。

明らかに不平等だった時代を切り開いてくださった諸先輩たちは戦闘態勢だったことも多々おありでしょうが、そのおかげで常に戦闘態勢である必要はなくなってきたと思います。

互いに認め合い、尊重しながら、皆様や自分たちのためによい街づくり、環境づくり、空間づくりに携わっていきたいと思います。

また、そういうお仕事に携わっていけることを幸せに思います。

さて、今日からまたがんばろっと!!

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リフォーム依頼

2010年07月10日 17:18

先日、知人から子ども部屋を2つに分けられるように作ってあるんだけど、そろそろ分けたいと思って・・・という依頼を受けました。

洋風の素敵なおうちで、もともと分けられるように作ってあるので、割と簡単な工事で済みそうです。

でも、他の壁と同じ廻り縁(天井と壁の間に付ける部材)と巾木(床と壁の間に付ける部材)を探すのは大変だなぁと思っていたら、新築した際に施工した会社がその分を取っておいてくれていたのでしょう。

そんなような棒があった気がする・・・とお客さんに言われ、見てみるとちょうど足りる量の廻り縁と巾木がありました。

壁紙も似たようなものを探してサンプルを10種類くらい集めて、既存の壁に合わせたら、ほぼ同じものを見つけることができました。

ただ、3m弱の壁を作るだけですが、大工さん、クロス屋さん、ペンキ屋さんが入るので、割高にはなってしまいます。

職人さんにはそれぞれお金を払ってあげないといけないからです。

それでも、最初に分けられるように作ってあったので、余計な工事はいりません。

建物を長く大切に使うためには、家族構成の変化に対応できることはとても重要な要素のひとつです。

窓もドアも物入れもちゃんと分けられるように作ってあるのです。

将来、また一つに戻すこともできます。

これからも大切に使って行ける建物を提案していきたいと改めて思った今回のリフォームのお話でした。

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1971年 札幌生まれ。
建築を学んだ後、大手建設会社で各種建築物の設計監理に携わる。1999年独立。

私自身も主婦であり、母親ですから様々なお客様と同じ目線で会話ができると思います。
「気軽に相談できること」「工事中もお客様がストレスを感じないようにすること」などを心がけています。

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